TAPグラウト工法【日本セリノール防水事業協同組合】

 TAP グラウト工法は高圧注入を前提に特化した画期的な止水工法です。今までの止水工事は手押しポンプなどで注入液を注入か、急結セメントで止水する等といった表面のみの処理でコンクリート構造物内部に水が存在している状況が続き、新たにほかの水の道より漏水が発生する可能性がありました。TAP グラウト工法はコンクリート構造物中に存在している水の道をTAP注入機を用いてタップグラウト注入液を継続的に高圧力をかけ、充填し、コンクリート躯体内に存在する隙間や水を、注入止水材に置換します。
 また、注入孔に着脱が簡便な専用の逆止弁付注入用プラグO ープラグを設置することで注入材の流量を確保しつつ高圧注入によるプラグの引き抜けや破断を防ぎつつ、工期を短縮します。

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TAPグラウト工法の特徴

1.高圧注入専用のプラグO-プラグにより内部深くの水の道も止水材に置換できる高い止水能力
2.高発泡・無臭・無溶剤・耐アルカリでTAP注入機を前提に開発し、人体や環境に配慮した止水材
3.コールドジョイント、ジャンカ、H鋼回り等様々な形状に対応できる
4.短工期で施工が可能
5.建築・土木どちらの現場でも使用可能
6.注入充填性海水でも反応して固結する

TAPグラウト工法工法の基本的な流れ

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タップグラウト注入液

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使用機械

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